特殊な加工事例のご紹介

弊社では、部品手配や製品加工を手掛けております。
製品加工ではお客様から頂いた図面通りに加工し、お客さんに納品させていただいております。
当たり前のように加工をしているかと思いきや、
時には職人さんたちはとても苦労してしまう場面に遭遇するとの事。
今回はそんな場面を1つご紹介します。
切削するだけで大きさが変わる製品!?

鉄のパイプの中に青い製品(MCナイロン)を入れる加工内容。
パイプの内径を削り、それに合わせて青い製品の外径を削ります。
しかし、この青い製品が少し扱いが大変!!
ちょっとした熱が加わってしまうと膨張してしまいます。
・切削するときの摩擦熱
・暑い日の外気温に触れる
・しばらく手で握りしめる
これだけでも数ミリ単位で膨張する性質を持っています。
図面の通りに削ったつもりでも、削り終えてみたらサイズが合わない・・・。
なんてことがよくあるそうなのですが、
そんな時は少し冷やしたり、時間を置いてみることで元には戻るとの事。
そんな製品状態をしっかりと把握したうえで切削する必要があるため、
職人さんはとても気をつけて扱っています。
今回も加工した際には少し大きくなり、冷えた状態で仕上げの微調整を行いました。

ピッタリ合わせられました!!
加工するといっても、ただ図面通りに加工するだけでは、
できない苦労する点があるのですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
弊社は、機械部品のコーディネートも得意としており、必要な部品の選定も行います。
「こんな物が欲しい」といった段階でも、ぜひお気軽にご相談ください。
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